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飲食店店長から株式会社ヤオコーに転職し、惣菜部の教育トレーナーへとキャリアアップを果たしたKさんに、スーパーマーケットで実現できるキャリアについて、詳しくお話を伺いました。
コロナ禍で飲食業界が大打撃を受け、管理職への道も閉ざされたことをきっかけに、転職を決意したKさん。人々の生活に欠かせない存在であり、景気に左右されにくい食品スーパーマーケットに将来性を感じたといいます。中でも、ずっと変わらない社是と経営理念に安心感を覚え、ヤオコーへの入社を決めたとのこと。現在は、惣菜部のトレーナーとして活躍するKさんに、スーパーマーケットで目指せるキャリアについてお話いただきました。
コロナ禍のタイミングで、目指していた管理職のポジションがなくなってしまったことがきっかけです。「このままじゃ、理想のキャリアを実現できない」と思い、転職を決意しました。
一番の決め手は社是や経営理念など、会社の軸となる部分が変わっていないことです。前職では、方針が変わってしまい、社員としてどう動いていいか分からなくなった経験がありました。
一方で、ヤオコーは、「おかげさま」という考えをずっと大切にしていて、ブレない経営のもとで安心して働けそうだなと感じたことが大きかったです。
それと、個店経営という経営方針も魅力的でした。実際に自分たちのアイデアでお店を良くできることが、すごく面白いですし、やりがいがあります。
働き方と生活の質です。飲食店で働いていた頃は、長時間労働が日常で、休日は疲れて寝てしまうことが多く、プライベートの時間はほとんどありませんでした…。
ところが今は、週に2日の休みが確保されており、有給休暇も年に5日以上は取得できる体制が整っています。そのおかげで、心にも体にも余裕が生まれ、趣味の時間を楽しめるようになりました。「休みって、こんなにリフレッシュできるんだ」と、改めて実感しています。しっかり休めるようになったことで、仕事に対する集中力も格段に上がりました。
「働く」と「休む」のバランスが取れるようになったことが、転職後に得られた一番の変化だと感じています。
人のマネジメント経験が、スーパーの仕事でも活かされています。店長時代には、シフト調整や作業の割り振り、スタッフ教育など、日々のコミュニケーションが欠かせませんでした。そうした経験は、惣菜部での仕事にそのまま役立ちました。
また、PL管理(店舗の収益性を把握・改善するための管理業務)や売上予算の立案など、数字に向き合う業務も行っていたため、ヤオコーでの粗利管理にも活かせています。
飲食店ではピークタイムが限られていましたが、スーパーは1日中お客様が途切れず、時には休むタイミングも見つからないことに戸惑いました(笑)。
でも、お客様が多いお昼時や夕方に、必要な商品を適切な量で陳列できたときの達成感は大きく、忙しさの中にもやりがいを感じています。
2021年に入社して、最初の1年間で現場の基本を学びました。その後、リーダーを経て主任に昇格し、主任時代には2店舗の改装プロジェクトにも携わりました。改装業務は大変でしたが、売場づくりや導線の見直しなどを通して、店舗運営の奥深さを実感できた貴重な経験でした。
その後はアシスタントトレーナーとして、後輩育成やOJTに関わるようになり、現在は惣菜部門の教育トレーナーとして、新入社員に対する、技術や業務知識の研修を担当しています。
前職の時から教育に興味はありましたが、なかなか挑戦できるチャンスがありませんでした。
ヤオコーに入社をして、思ってもいなかったタイミングで、偶然お声掛けをいただき教育トレーナーを任せていただけることになりました。その時は、「私のことをちゃんと見てくれているんだな」と思い、すごく嬉しかったです。
研修日には朝から食材や調理器具の準備をして、研修を行い、終わったら次の研修内容を確認したり、事務作業をしたりといった流れです。「おはぎ」や「とんかつ」を作る練習で、うまくできたときのパッとした笑顔を見ていると、教育トレーナーとしてのやりがいを感じられます。
また、「持ち込み企画」といって、新しい研修の企画も自分で考え、提案しています。
相手によってアプローチを変えることを意識しています。新卒の方にはまず「仲良くなれる雰囲気づくり」を大切にしていますし、中途の方には「スキルをどう磨いていくか」の道筋をしっかり見せるようにしています。
あとは、研修に楽しさや競争の要素を取り入れるのも工夫の一つです。たとえば、おはぎ作りの練習でも「今回はチーム戦でやってみよう」と工夫することで、主体的に取り組める研修を企画しています。
誰でもできることを、誰にも負けないくらいちゃんとやることです。たとえば挨拶。誰よりも元気に大きな声で挨拶をするだけで、人の印象は変わると思うんです。
ヤオコーでは朝礼で社是を読むのですが、入社当初、「一番大きな声で社是を言ったら、早く名前を覚えてもらえるかもしれない」と思い、とにかく目立つように頑張っていました(笑)。
ある程度経験を積んでからは、作業がスムーズに進んでいない現場では「なぜ作業が遅いのか」原因を考え、改善していくことを意識していました。そういう考え方が、トレーナー業務でも役立っていると感じます。
「自分のような人を育てたい」と思っています。特に若い女性は、結婚や出産を機に退職してしまうケースもあるので、私自身が「ずっと現役で働き続けられるロールモデル」になれたら嬉しいです。将来的には人事や採用にも関わって、誰もが長く働ける環境づくりを進めていきたいと思っています。
飲食業界とはまったく違う働き方になるので、最初は戸惑うかもしれません。飲食はその場で判断をしますが、スーパーは前日にシミュレーションをして計画的に動く世界です。だからこそ、計画通りに現場が動いたときの達成感はとても大きいです。
ヤオコーは、たとえ失敗しても、それを学びのチャンスとして捉えてくれる会社です。チャレンジを応援してくれる風土があるので、自分らしい働き方を見つけたい方にはぴったりだと思います。
ヤオコーは、関東を中心に店舗を展開する「提案型スーパーマーケット」です。個店経営の強みを活かし、各店舗が地域に合わせた売り場づくりを行い、お客様に寄り添った食生活を提案しています。そのため、売り場づくりの自由度が高く、自分のアイデアを形にできる環境が特徴です。また、36期連続増収増益※を達成する安定した企業で、店長・バイヤー・商品開発などキャリアアップの道も豊富。ご自身のスキルを活かして、新たなフィールドで活躍できる環境が整っています。