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スーパーマーケットで働く店員の給料は、役職や企業規模によって異なります。ここでは、業界の平均年収や雇用形態別の平均給与、スーパーマーケットの仕事で給与を上げる3つの方法をご紹介します。
厚生労働省が発表する「令和5年度賃金構造基本統計調査」によると、スーパーマーケットの店員を含む「販売店員」の平均月給は約26.7万円、賞与などを合わせた年収は約361万円となっています。
これらの年収は企業規模によって異なり、従業員数10~99人の企業の平均年収は約334万円、100~999人では約352万円、1,000人以上では約375万円です。このことから、企業規模が大きい会社ほど平均年収が高い傾向にあることが分かります。
求人検索エンジン「スタンバイ」の求人統計データによると、2023年11月の「スーパーマーケット」の求人における平均年収・平均時給は以下の通りでした。
東京都や神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県などの首都圏では、いずれの雇用形態においても給与が高い傾向にあります。
スーパーマーケットは、店長や副店長、マネージャー、主任などの役職があることが一般的です。これらの役職につくことで給与アップが狙えるだけでなく、責任のある仕事を通して自分自身も成長することができます。
スーパーマーケットによっては、役職がつくことで転勤をともなう異動の対象になることもあります。その際には役職手当にプラスして、地域手当や住宅補助などが付与される傾向にあるため、実質的な給与アップが見込める場合もあります。
小売業では、販売する商品の分野に応じて、食品衛生責任者や酒類販売管理者、登録販売者などの資格を有した従業員を置くことが義務付けられています。
これらの資格を持っていることで資格手当を得られるほか、無資格者よりも業務の幅を広げやすくキャリアアップにつながりやすいと考えられます。
スーパーマーケットによっては、資格取得にかかる費用を負担してくれる企業や、一時金・奨励金などの名目で金銭的な補助をしてくれる企業もあります。
同じ店長職でも、スーパーマーケットを運営する企業の規模によって年収は異なります。先に紹介した厚生労働省の統計データからも、従業員数が多い企業ほど平均年収が高いことは明らかです。
これまでの経験やスキルを活かし、思い切って同業他社のスーパーへ転職することも給与を上げる方法のひとつです。
これまでご紹介してきたとおり、大手スーパーマーケットでは平均年収が高い傾向があり、企業によっては日本の平均年収を上回る場合もあります。
厚生労働省の調査によると、2022年の1世帯あたりの平均所得は524.2万円ですが、これに対して大手スーパーマーケットでは、平均年収が600万円以上の企業も存在しています。
同じスーパーマーケットでも企業規模によって年収が異なることがわかります。これまでの経験を活かし、さらなるキャリアアップを目指すならスーパーマーケットの規模や企業の成長具合に目を向けて転職することがおすすめです。